証券アナリスト金田一洋次郎(株式会社KCR総研代表取締役)がアナリストレポートのラインナップから選んだ注目企業のトップにインタビュー、投資家が知りたいポイントをズバッと分析します。
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配信日 2017-01-11
○株式会社ワコムはクリエィティブリーダー向けのペンタブレットのグローバルリーダーであり、ベンタブレット世界No.1シェアのファブレス企業である。セグメントはブランド製品事業とテクノロジーソリューション事業に分けられる。
○ワコムの売上高のおよそ9割が海外売上である。製品は約1400からなる特許で強力にプロテクトされている。
○今期業績は減収減益を計画している。「Galaxy Note7」生産中止の影響が大きい。また、ハイエンドのプロフェッショナル製品の開発コストがかさんだことも要因である。
○デジタル文具の開発に注力している。紙とデジタルを融合する「BAMBOO スマートパッド」などのコンシューマ製品や、OSやハードウェアメーカーの壁を越えたデジタルインクの新標準を提供するWILL(Wacom Ink Layer Language)は、デジタル文具の最先端技術として注目されアライアンス企業が着実に増加している。
○今期想定為替レートは、1米ドル103円、1ユーロ114円で設定している。1円当たり円高の場合の為替感応度はユーロの方が大きく1円で売上高が130百万円のマイナス、90百万円のマイナスとなっている。
○KCR総研では、総合判断レーティング+2(BUY)とし、目標株価370円とする。
金田一 洋次郎
証券アナリスト(CMA)。
コンサルティング&リサーチのKCR総研代表取締役。
科学的分析と足を使った格付レポートに基づき企業IRの普及に注力。
個人投資家の育成、ベンチャー企業の支援活動も展開中。
金田 豊子
番組アシスタント
よこざわけいこナレータスクール卒業
リスナーの皆さんの視点にたって、楽しく分かりやすくを心がけてお伝えします。
どうぞよろしくお願いします。