証券アナリスト金田一洋次郎(株式会社KCR総研代表取締役)がアナリストレポートのラインナップから選んだ注目企業のトップにインタビュー、投資家が知りたいポイントをズバッと分析します。
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配信日 2016-03-22
〇株式会社ワコムはベンタブレット世界No.1企業であり、シェアは88%に及ぶグローバル&ファブレス企業である。ブランド製品事業とテクノロジーソリューション事業が2本の柱である。
〇ワコムの売上高のおよそ9割が海外売上である。日本を除いてはアメリカ・欧州・アジア・オセアニアと順調に伸びており、なかでも中国の売上高の伸びが際立ってきている。
〇連結売上高は過去最高を記録。利益も回復傾向が鮮明になってきた。セグメント的には利益貢献度の高いブランド製品事業が好調である。
〇OSやハード機器に左右されないインクを自由に使えるWILL事業(Wacom Ink layer language)は、もはや夢の世界ではない。デジタルステーショナリーの最先端技術開発が着実に進んでいる。
〇KCR総研では、総合判断レーティング+2(BUY)とする。配当性向が高くIR・株主還元にも積極的であり、中長期保有の有望企業といえる。
金田一 洋次郎
証券アナリスト(CMA)。
コンサルティング&リサーチのKCR総研代表取締役。
科学的分析と足を使った格付レポートに基づき企業IRの普及に注力。
個人投資家の育成、ベンチャー企業の支援活動も展開中。
金田 豊子
番組アシスタント
よこざわけいこナレータスクール卒業
リスナーの皆さんの視点にたって、楽しく分かりやすくを心がけてお伝えします。
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