証券アナリスト金田一洋次郎(株式会社KCR総研代表取締役)がアナリストレポートのラインナップから選んだ注目企業のトップにインタビュー、投資家が知りたいポイントをズバッと分析します。
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配信日 2015-09-18
〇株式会社スクロールは、F3層を主力としたダイレクトマーケティング企業である。F3層とは、50歳以上の女性のことであり、成長戦略に「シニア事業」「健粧品事業」「インターネット事業」を据えて注力している。
〇全国生協販売ルートに安定的基盤を持っている。BtoBだけでなくBtoBtoCを得意としており、他の通販企業にはない独特の特長を有している。
〇BtoBのソリューション事業も強みの一つ。自社が有する一気通貫のシステムソリューションでダイレクト販売を望む企業の越境サポート、オムニチャネル化を積極的に支援している。
〇M&Aした子会社豆腐の盛田屋オリジナル商品「豆乳よーぐるとぱっく玉の輿」がインバウンド需要もあり絶好調で業績を牽引している。同商材は売上高100億円を目指すほか、メーカーとしての機能も有していることに注目したい。
〇若手抜擢で後継指名として鶴見氏が取締役社長に就任。堀田会長とともに積極運営を実施する。設備投資は一巡しており、積極投資回収を図ることから堅調な業績が予想される。
〇安定配当と同時に配当性向30%を目処として株主還元を積極化する。長期保有株主には優待券を追加提供する。
〇現状株価は大幅に割安といえる。KCR総研では、総合判断レーティング+2(BUY)とし、当面の目標株価を610円に設定する。
金田一 洋次郎
証券アナリスト(CMA)。
コンサルティング&リサーチのKCR総研代表取締役。
科学的分析と足を使った格付レポートに基づき企業IRの普及に注力。
個人投資家の育成、ベンチャー企業の支援活動も展開中。
金田 豊子
番組アシスタント
よこざわけいこナレータスクール卒業
リスナーの皆さんの視点にたって、楽しく分かりやすくを心がけてお伝えします。
どうぞよろしくお願いします。